- その魅力と味わい -
甘い香りの定番ブドウが多彩なワインに!キャンベル・アーリー

甘い香りが魅惑的なキャンベル・アーリー。日本では生食やジュースとして馴染みのある品種が、近年ワインとしても人気に!その魅力をあらためて味わって。

「日本のワインぶどうの父」が日本に導入。ジュースでお馴染みの、懐かしさもある品種。

ワイン原料用の赤ブドウ品種では、日本で第4位を誇るキャンベル・アーリー(Campbell Early)。北海道での生産が多く、道内ではナイアガラに次いで2番目の収量です。ついで宮崎県、岩手県が多く、そのほかでも全国で栽培されています。アメリカ系の交配品種であり、鮮やかな赤色と甘い香りが特長のこの品種は、「日本のワインぶどうの父」と呼ばれ、マスカット・ベーリーAの生みの親でもある川上善兵衛(かわかみぜんべえ)氏が、1897年に日本に導入した歴史あるもの。比較的病気に強く、8月中旬からと早めに収穫できるというメリットもあります。

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赤ワインはもちろん、ロゼやスパークリングとしても。ワイン用として近年あらためて注目されているブドウ!

甘い香りと、生食やジュースとしての需要もあり、長らくその印象が強かったキャンベル・アーリー。ラブルスカ系ブドウ品種に特有の"フォクシー・フレーバー"もあることから、ワイン用としてはそれほど注目されていなかった時期もありました。ただし、生食用ブドウを繊細な味わいに仕立てる日本ワインの世界では、あらためてそのポテンシャルの高さが見直されてきた面もあります。各生産者が腕を競いあい、赤やロゼ、ロゼスパークリングなど多彩なワインをクリエイト。かつては香りの甘さから、甘口ワインに仕立てられることもありましたが、現在ではキリリと辛口のものなどさまざまな味わい登場しています。また、他品種とのブレンドの妙を味わうのも楽しみのひとつです。

写真左から:
ふうせん花束 2022/3,630yen(税込)
2022 ファンピー ロゼ/2,640yen(税込)
スパークリングワイン キャンベル・アーリー/2,200yen(税込)
スパークリングワイン キャンベル・アーリー[200ml]/748yen(税込)
2017 キャンベル&ナイヤガラ&バッカス/3,520yen(税込)

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品種で選ぶと、日本ワインはもっと楽しい!
ブドウ品種別ガイド 

ブドウ品種で選べば、日本ワインがもっと楽しくなる。日本固有種から欧州系品種まで、品種ガイドと、ワインエキスパートおすすめの銘柄を紹介します。

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日本ワインで、日本をもっと深く知る。
エリア別ワイナリーガイド 

日本の感性と職人技を生かした名品が次々と誕生し、国内外の食通を惹きつけながら、進化し続ける日本ワイン。南北に長い日本列島の各地で栽培・収穫されたブドウのみを使用し、日本国内で製造された「日本ワイン」は、その地域の気候や品種によって性質もさまざまで、そのため多様性に富んだ味わいが特徴です。北は北海道、南は九州・沖縄まで。日本全国より、wa-syuが厳選した50以上のワイナリーをエリア別ガイドでご紹介します。

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